2014/09/05

【備忘録】 埼玉高速鉄道、年内に事業再生ADR申請

標記の記事が日経新聞に掲載されたようで、ネット記事を拝見しました。

埼玉高速鉄道、年内に事業再生ADR申請
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB04H3T_U4A900C1L72000/

川口市の当初予算によると、埼玉高速鉄道・経営安定化のため、約22億3,900万円が予算化されていたようですが、9/1に開会された9月議会で記事にあるような追加対応の議案があるようです。

議会開会日の奥ノ木市長の発言を以下に転載します。

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第6点は、埼玉高速鉄道株式会社の経営健全化対策についてであります。

平成13年に開業した埼玉高速鉄道線につきましては、当初から多額の有利子負債を抱えるとともに、輸送人員が見込みを大きく下回り、現在も厳しい経営状況が続いております。

そうした中、平成15年度に、本市は県及びさいたま市とともに策定した「経営健全化支援計画」に基づく支援を行ない、平成21年度には補助金無しで償却前黒字化を達成いたしたところであります。

さらに、平成22年2月には「経営改革プラン」を策定し、10年間での経営安定と早期の自立を目標に支援を行なって参りました。しかしながら、リーマンショックや東日本大震災等の影響もあり、輸送人員が伸び悩み、現行のままでの目標達成は、極めて困難な状況になっております。

こうした状況を踏まえ、県及びさいたま市とも協議を重ねた結果、本市の将来にわたる財政的な負担の軽減に資する「第三セクター等改革推進債」を活用し、埼玉高速鉄道株式会社の抜本的な経営健全化を図る必要があるとの判断に至った次第であります。

今後、埼玉高速鉄道株式会社の多岐にわたる出資者・債権者等との協議・調整が必要になりますが、今議会では、本市と各金融機関との損失補償契約に係る債務負担行為を設定する予算議案について、ご審議を賜わりたいと存じます。

 埼玉高速鉄道線は本市に6駅あり、市民にとって欠かすことのできない貴重な公共交通機関であることから、経営健全化に鋭意取り組んで参る所存であります。

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 帰ってきた!! 藤田みつぐ報告
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30号:207~280億円!?建設費の縮減と市民のための建設を!!

31号:年間1,800万円/人の議員コストを棚上げしたまま!?
       
32号:子育て支援、川口市は今後どうするのか!?

33号:政務活動費、川口市議会はどうなっている!?

34号:総合計画は本当に活用され、必要なのか!?

35号:新庁舎建設、市民ニーズが高い市民会館は併設するの??
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