上尾市長選が告示 入札妨害で市長辞職、事件の再発防止など争点 新人4人が立候補、17日投開票
ごみ処理施設業務を巡る入札妨害事件で逮捕された前市長の島村穣被告(73)の辞職に伴う上尾市長選が10日告示され、いずれも無所属の新人4人が立候補を届け出た。17日に投開票される。
立候補を届け出たのは、元市議で幼稚園長の鈴木茂氏(62)、元市議で農業の秋山かほる氏(62)、元県議で元民進党県連幹事長の畠山稔氏(68)、元都市計画コンサルタント研究所社長の石山勝朗氏(84)。事件の再発防止に向けた市政の透明化や図書館の移転問題などが争点となる。
4候補は届け出後、JR上尾駅や選挙事務所などで第一声を行い、遊説に向かった。
また市議の辞職に伴う市議補選(欠員2)も同日告示され、新人6人(無所属5人、共産1人)が届け出た。
投票は午前7時~午後8時に市内40カ所で行われ、17日午後9時から市民体育館で開票される。有権者数は12月9日現在、19万1045人(男9万4482人、女9万6563人)。